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佐藤 香織 副センター長
サトウ カオリ
KAORI SATO |
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産前産後ケアセンター 東峯サライ |
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出身地:千葉県 |
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趣味:洋裁(子供のものをよく作っています) |
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好きな本・作家:ミステリー小説、特に東野圭吾が好きです |
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好きな映画:ミュージカル映画 |
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好きな言葉:感謝の気持ち |
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好きな音楽:洋楽 |
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好きな場所:アジア方面によく旅行に行きました。なかでも、カンボジアが好きです。 |
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■働く母を間近で見て、医師を目指した |
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母が開業医でしたので、小さい頃から働く姿をずっと見てきました。当時は今みたいに学童保育がなかったので、学校から帰ってくると働く母親の横でよく宿題をしてましたね。そんな環境で育ったので、女の人が働くことが自分の中では当たり前でしたし、医師という職業がとても身近なものでした。もちろん子供ながらに大変そうだなとは感じていましたが、気付いたら医師の道に進んでいました。現在小学生の娘は私の仕事を見て、大変そうだから医師にはなりたくないと言っています(笑)。
小児科の道に進んだのは子供が好きだったこと、部分的ではなく体すべての診療ができること。また、学生時代にお世話になった小児循環器の先生の影響も強くあります。厳しくも、とてもカリスマ的存在で、尊敬できる先生に巡り会えたことも小児科の世界に入るきっかけになりました。卒業後は、大学の関連病院で小児科や循環器内科を中心に診療を行ってきました。2014年からは産科、婦人科のある『東峯婦人クリニック』から派生した『産前産後ケアセンター 東峯サライ』に勤務。日々、お母さんと赤ちゃんたちの診療に当たっています。 |
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■出産前後のケアから、乳児健診、ワクチン接種まで手厚くサポート |
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当センターは出産前から出産後、そして子育てまで、医師や助産師が中心となって母子のケアを行っています。出産前の妊婦健診や母親学級、マタニティヨガから、出産後の健診、授乳をサポートする乳房ケア、離乳食教室まで幅広いメニューを揃えています。一般的な助産院と違って医師による乳児健診やワクチン接種、お薬の処方が受けられることも当センターの特徴です。医師の診察と助産師のケアが同じ場所で受けられるのは、育児で大変なお母さんからとても喜ばれますね。特に乳児健診は毎日行っていますので、湿疹などの気になる症状の相談がいつでもできます。一般的な小児科と異なり、風邪のお子さんが来られることもありませんので感染症の心配もないですよ。江東区にお住いの方であれば、区の産後ケア事業の一環として日帰りおよび宿泊型の産後ケアを受けられますので、それをきっかけに他のメニューを利用されるケースが多いですね。
室内には琉球畳を敷いた広めの待合室があり、お母さんも赤ちゃんも毎日裸足で歩き回っています。赤ちゃんが元気よく、そしてお母さんがくつろげる環境を当センターでは何より大事にしています。同じ悩みを持つお母さん同士の交流の場にもなっていますね。 |
■あらゆる分野の専門家が一丸となって取り組む産前産後ケア |
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当センターでは宿泊型と日帰り型、それぞれの産後ケアを実践しています。両方が受けられる場所は江東区でも少なく、医師が在籍するケアセンターとしては江東区ではここだけです。産後2か月未満の赤ちゃんが対象の宿泊型産後ケアでは授乳や抱っこの仕方、お風呂の入れ方など育児全般のお手伝いとアドバイスをします。慣れない育児に疲れてしまうお母さんに、こういうときは心配しなくて大丈夫、こういうときはこうしてあげましょうと上手なやり方をお伝えします。赤ちゃんを一時的にお預かりし、ぐっすり寝てもらうのも産後ケアのひとつ。休みながら育児のトレーニングをしてもらいます。2泊3日のケアを通して、だんだんと自信をつけていくお母さん。抱き方がしっかりしてきて、授乳もスムーズにできるようになりますよ。
医師や助産師に加え、理学療法士、保育士、臨床心理士、アロマセラピストなど当センターにはいろいろな専門家が関わっています。託児所に赤ちゃんを預けて骨盤の歪みなど体のケアをしたり、カウンセラーに悩みを相談したりと普通の小児科のクリニックでは難しい多角的なサポートがいつでも受けられます。チーム体制で取り組む産前産後のサポート。これはセンター長である松峯寿美先生が長年の診療経験からお母さんたちのニーズを形にしたものでもあります。これからも心と体を整えて楽しく育児ができるようにお母さんを支えていきたいですね。 |
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■なんでも相談できる医師として親御さんに寄り添う |
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診察ではお母さんに過剰な不安を抱かせないことが大事です。親御さん、特にお母さんは気になることがあると赤ちゃんの病気や異常を疑いがちですが、心配ないケースもよくあります。今はインターネットでなんでも調べられるので、親御さんから「この病気じゃないですか?」と聞かれることもありますが、正常であることをきちんと説明して、安心して帰ってもらうようにしています。また、なんでも相談できるような話しやすい医師でありたいと思っています。一方的ではなく、お母さんの話を聞いてあげて、相互的なコミュニケーションを図るようにしています。自分の育児経験からアドバイスを行うことも結構ありますよ。離乳食など、たまには手を抜いてもいいんですよと話すとホッとされる方も多いですね。ひとりで抱え込まないように、親御さんの気持ちに寄り添うことも医師として重要な仕事です。 |
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■これから受診される患者さんへ |
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どんなケアが受けられますかとよく聞かれますが、まずは一度来てみてください。用事がなくても、どなたでも気軽に来ていただいて構いません。さまざまな専門家による手厚いサポートがありますので、どんなことでもご相談ください。生まれたばかりの赤ちゃんの撮影ができる小児科医監修のフォトスタジオもあります。マタニティフォトの撮影も可能ですので、お気軽にお問い合わせくださいね。東京メトロ東西線「木場駅」から徒歩2分の当センターでお待ちしております!
※上記記事は2017年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。 |
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