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やまぐちペットクリニック 東京動物整形外科病院

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山口伸也 院長
インタビュー
山口伸也 院長 ヤマグチ シンヤ
SHINYA YAMAGUCHI
やまぐちペットクリニック 東京動物整形外科病院
生年月日:1954年2月6日
出身地:東京都
血液型:B型
趣味・特技:映画、車、ゴルフ、温泉巡り
好きな本・愛読書:車、ゴルフなどの雑誌
好きな映画:イングリッシュ・ペイシェント
好きな言葉・座右の銘:いつも誰かに支えられて生きている事を忘れてはいけない
好きな音楽・アーティスト:サザンオールスターズ、いきものがかり
好きな場所・観光地:東北地方の温泉
■獣医師を志したきっかけと、開業に至る経緯をお聞かせ下さい。
私の父も獣医師でして同じ江東区の亀戸で病院を開いていたんです。つまり、私は自然と動物病院の中で育っていたわけです。ですが、継ぐつもりは全くなかったんですよね。それが高校生の頃でしたか、「獣医師はいいものだぞ」と父に説得されたんです。「大儲けは出来ないけど、食べて行くには困らないぞ」と(笑)。それで意識し始めまして、獣医学部に入り、獣医師の道を歩むようになりました。
卒業後に親の具合が悪くなりまして、割と早く開業医になることになってしまいました。ただ、学生時代もそうでしたが、実は淡々と勉強していた人間でして、「熱意あって獣医師に」というわけではなかったんです。申し訳ないのですが、当時は大学にも思い入れがなかった状態で(笑)。そんな私がですね、開業医として苦労していく中で、だんだんとこの仕事が好きになり、父が「後悔しない道」として勧めてくれた理由が実感としてわかるようになったんです。動物たちの命を救える、飼い主さんに喜んでもらえる、こんなに素晴らしい仕事はないと実感することで、もっと知識を、もっと技術をと、勉強する意欲が湧いてきたんですよ。ですから、始めは無知で、今でしたら救える動物たちも、当時は救えなかったでしょう。「この子たちを救えなかった」という自分の実力の無さを常に後悔して、救うためには、治すためには勉強しなくてはと励むことで、本当の獣医師になることが出来たのだと思います。

山口伸也 院長 山口伸也 院長

■「やまぐちペットクリニック」から「やまぐちペットクリニック 東京動物整形外科病院」へ改称された理由をお伝え下さい。
臨床で獣医学博士を取得することは難しいと言われておりましたが、今年の3月に苦節何十年で(笑)ドクターを取得しました※。取得する3年前ぐらいから、当院の整形外科・神経外科の患者さんの比率は8割から9割強が動物病院の先生方からの紹介で、周囲の先生方からも「専門病院と掲げたらどうですか?」と言われていたんです。ですが、私は専門医(博士号)を取得していないのに、専門病院と名乗ることは出来ないと考え、名乗る時は博士号を取得した時だと、決めていたんです。晴れて今年(2011年)の3月に取得できましたので、4月1日より、病院名を「やまぐちペットクリニック 東京整形外科病院」に変更させて頂きました。「やまぐちペットクリニック」の名称を残した理由は、やはり地域の方々に父の代からずっと支えられてきたことが大きいからです。今でも地域の皆さんの一般診療を行っていますが、皆さんにとっては「やまぐちペットクリニック」なんですよね。それをなくすことは出来ませんから、皆さんへの感謝の気持ちも込めて、「やまぐちペットクリニック 東京動物整形外科病院」と改称させて頂きました。

※2011年3月、日本獣医生命科学大学(外科学教室)博士号の学位取得

■大学院に進まれたきっかけや、博士号取得にまつわるエピソードなどをお聞かせ下さい。
山口伸也 院長当時、私が独学で手術をしていても、周囲の先生が「上手い」「早い」「出来上がりが綺麗」などと言って下さっていたんですね。そんな時に同じ大学の外科の後輩が、私のところに手伝いに来るようになったんです。その先生が私の手術を見て、「そんなに好きでお上手でしたら、もっと基礎のところから勉強されてはいかがですか?」と勧めてくれたんですよ。それで奮起し、40歳になってから大学院に行きました。そこでよりもっと高いものを目指すようになり、アメリカの学会に行って刺激され、私がやってみたいと思っていた人工関節の手術なども勉強するようになったんです。学ぶためにアメリカはもちろん、ヨーロッパの大学の先生のところにも直接行って、「見学させて下さい、学ばせて下さい」と頼んだり、時には海外のプログラムに参加させて頂いて、技術や知識を磨きました。自分でやったことを学会で発表し、だんだんと認めて頂いたというわけです。
医院で診療を続けながら、博士号を取得するための勉強は本当に大変で、何度も「もう駄目か…」と思うことがありました。ですが、「ここまでやったら是非、ドクターを」という周囲の先生方の応援や後押しがありましたし、私もここでクリアー出来なければ、どんなに紹介して頂いて、どんな症例を治しても、本当の専門医ではないという思いが励みになりましたね。よく獣医師になってまだ経験の浅く若い先生から、「僕はまだ自分にとって何がやりたいのか良くわからないんです」なんて言う先生もいるんですね。「まだ若いんだから、やりたいことなんてわからなくて当たり前だよ。本当にやりたい事が見つかった時にやればいいんだよ。私なんて40になってからだよ」なんて言うと、皆、安心してくれましてね(笑)。私の存在が、若い先生方の励みになるのも嬉しかったですね。

■こちらのアピールポイントをお話し下さい。
アピールポイントは、やはり「整形外科、神経外科」に特化した病院であるということでしょうか。私がドクターを取得したこともそうですが、取得前からも多くの症例を診てきました。また、専門医となりますと、ネットなどでも広告をされる先生もいらっしゃいますが、当院は、8割9割が同業の獣医師さんが紹介して下さるということです。もちろん、今はネットなどの口コミでご覧になっていらっしゃる患者さんもいらっしゃいますが、それでも獣医師さんの紹介で来て下さる方の方が多いんですよ。同業の方と言えば、いわゆるライバルでもありますが(笑)、そのような皆さんからご紹介頂けるのは、信頼して頂いているのだなと、とても嬉しく思います。
診察については、ネットワークが構築されているので、例えばレントゲン室で撮った写真を診察室や手術室でも即座に見ることが出来ます。年間で350症例ぐらいの手術を行っている実績も、患者さんに安心して頂けるポイントだと思います。
また、整形外科、神経外科は感染との闘いなんですね。感染に対していかに我々が気を付け、予防することが出来るのか。そのために手術室は室内の汚染を防ぐために、クリーンルームエアコン、空気殺菌脱臭装置、サッシは二重で外気を遮断するなどを行っています。また、陽圧換気システム※を導入し、手術が安全に終了できる空間を保っています。停電などの場合に備えても、自家発電設備を整えていますので、緊急の手術なども行える状態にしています。
多い症例は、体の大きさに関係なく「前十字靱帯断裂(膝の関節内の靱帯の断裂)」でしょうか。大型犬では遺伝的な要因もありますが、小型犬では膝の脱臼が引き金になることが多いですね。当院では国内で実施している病院がまだ数少ない「関節鏡検査」ができますので、関節の状況を的確に把握し、適切な手術の手段を選択することができます。
前十字靭帯断裂を治すためのTPLDという手術はアメリカの先生が考案されたのですが、中~大型犬のための手術という認識で、2キロクラスの小型犬にはまずやる先生はいらっしゃいません。日本で行っているのは私ぐらいですが、非常に繊細な手術で、日本人の器用さが非常に活かせる手術なんですよ。ですから若い先生にも勧めたい技術ですね。

※陽圧換気とは外気が室内に入らないように、常に室内から室外へ空気の流れを作る

■最後に地域の皆様にメッセージをお願い致します。
父の代からこの江東区で開業させて頂き、耳掃除、爪切りが獣医師としての治療を手掛ける上での原点となっています。私がこうやって開業して、食べていけるのも地域の皆さんがあってこそです。今では本当に遠方の方(栃木、福島、新潟など)も沢山いらっしゃいますが、地域の皆さんが何度も足を運んで下さって、支えて下さったからこそ、今があるのだと感謝しています。皆さんに支えて頂いていることを忘れずに、これからも頑張って行きたいと思います。

※上記記事は2011.5に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。


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