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森下 伊勢屋

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本間 修 店主 & 美千代 おかみ
インタビュー
本間 修 店主 & 美千代 おかみ ホンマ オサム & ミチヨ
HONMA OSAMU & MICHIYO
森下 伊勢屋
生年月日:[店主]1950年3月27日 [おかみ]1967年3月31日
出身地:[店主・おかみ]東京都
血液型:[店主・おかみ]A型
趣味・特技:[店主]旅行、地域探訪 [おかみ]読書
好きな本・愛読書:[店主]歴史書 [おかみ]渡辺淳一著書
好きな映画:[店主]アラビアのロレンス [おかみ]THIS IS IT
好きな言葉・座右の銘:[店主・おかみ]縁(えん)
好きな音楽・アーティスト:[店主]オールジャンル [おかみ]ジャズピアノ
好きな場所・観光地:[店主]埠頭 [おかみ]浅草
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■お店創業のきっかけと、現在に至る経緯をお聞かせ下さい。
【店主】
創業者は父で、森下の地で昭和21年からお店をやっています。元々、父が和菓子屋の生まれでしたから、分家してもらってこちらで始めました。私は二代目(昭和49年から)です。実際は父が亡くなってから代表になったのですが、それまでもお店を手伝っていたんですよ。
本当は旅行が好きだったので、当時は旅行社に勤めて、最終的には自分で独立したいなぁという夢を持っていたんです。ですが、大学三年の時に父が倒れてしまったんですね。倒れたせいで気が弱くなったのかな、父が私に「継いでもらえないだろうか」と言ってきたんですよ。それで迷いましたが、継ぐことにしました。

本間 修 店主 & 美千代 おかみ 本間 修 店主 & 美千代 おかみ

■経営していく上で大変だった事や、今後の展望をお聞かせ下さい。
【店主】
先代の代からの従業員さんをゼロにしたことですかね。新しいことをするには人員整理が必要だったんです。
先代の頃からの従業員さんというのは、やはり先代の頃の流れというものを持っているんですね。ですから、自分が継ぎ、新しいことをしようとすると、どうしても合わない点が出て来てしまうんです。それを切り替えるためには、一度、総入れ替えをしなくては、自分の本当のやりたい商売というものが出来ないだろうと思っていました。そんな時に、この景気の悪さも手伝って、従業員を縮小したんですよ。
自分のオリジナリティというのは、ここからがスタートだと思っています。もちろん、そんな簡単にスタートなんて切れませんから、準備をして今後のお店の特色を出していこうと考えています。その準備の一環が「のらくろのどら焼き」であったり、「あさり餅」なんです。今後の新しいお店の財産となるものを今のうちに作っておかないと、切り替える時にお客さんが戸惑ってしまうでしょう?お店の軸となるものを作っておくことで、スタートを切った時にお客さんも違和感なくついてきてくれるのではないかと思うんですよ。

和菓子屋というものは、数は減ってもなくなることのない、必要性のあるものだと思います。やはり「和」、「和菓子」というものは日本人の性に、自然と合っているものですから。それをいかに次の世代の若い人たちに受け入れてもらえるようにしていくか、食べてもらえるようにしていくかが大切だと思っています。ファーストフード的な要素も必要となる。
ことでしょう。時代の流れに合った和菓子屋を作ることが、今後の展望ですね。

■こだわりの商品や売れ筋の商品について教えて下さい。
本間 修 店主 & 美千代 おかみ【おかみ】
やはり売れ筋は「のらくろのどらやき」と「あさり餅」ですね。毎朝、主人が作っているおススメの商品です。あさり餅は予約が多いですよ。店頭に並ぶのはだいたい10袋ぐらいなんですが、ほとんどが予約ですから売り切れてしまうのも早いんです。のらくろのどら焼きは予約の状況にもよりますが、毎日60個ほど焼いています。どら焼きを買うお客様は年配の方が多いですね。のらくろの焼き印が懐かしくて買って行かれるみたいですよ。どら焼きもあさり餅もお土産に買って行けるから、ちょうどいいみたいですね。

他にもおススメなのが、のり巻きと稲荷寿司ですね。この二点は、ある偉い小説家の先生が作品内で書いて下さったんですよ。私と子供たちも一緒にね(笑)。だから知っている人は知っている一品なんですよ(笑)。

■伊勢屋の看板でもあるおかみと、お客様のエピソードをお聞かせ下さい。
【おかみ】
お客さんがみんな優しいの。この仕事はね、人に感謝できるようになるんですよ。例えば春のお彼岸や夏のお盆に顔を見せてくれるおじいちゃん、おばあちゃんがいるんですね。でもね、ある時パタッと見えなくなるんです。そうすると変な話、死を意識しちゃうんですね。でも、また次の年のお彼岸とかがきて、タクシーで降りてくる姿を見つけると、「あぁ、元気だった」って(笑)、とっても嬉しくなっちゃうの。元気でいてくれてよかった、また来てくれてよかった、って、会えただけで嬉しくなっちゃうんですよ。だから、お彼岸やお盆の時期は、朝から晩までウィンドウに立っちゃうの(笑)。
あと、足腰が悪いおばあちゃんなんですけど「おかみさんに会うと元気になるから」って、歩いて来てくれたりね、「また元気に顔見せるから、おかみさんも元気でな」、なんて言ってくれるお客さんもいたんですよ。寒い日にウィンドウに立っていたら、私に腹巻をプレゼントしてくれたお客さんもいて、その時は嬉しくて泣いちゃったなぁ(笑)。他にもカイロやお手紙を渡してくれるお客さんもいましたよ。本当に感謝ですね。お客さんのつながりって有り難いです。だからこの仕事が大好きなのね。

■最後にお二人から、お客様達へメッセージをお願いします。
【店主】
これからは時代と共に手作りの品物が少なくなって、機械化されていく時代ですよね。そうなると「味」というものは均一化されていき、可もなく不可もなくという、素材の良さが感じられなくなってしまうことになるでしょう。すると、若い人たちの舌は鈍ってしまい、美味しいものが分からなくなってしまうのではないかと危惧しています。美味しいとか不味いではなく、素材の良さ、素材が持つ本当の味というものを感じられるのが和菓子ですから、若い人たちにこの素材の味を忘れられてしまわないような「ものづくり」をしていきたいですね。

【おかみ】
お客さんには「ありがとうございます。感謝しています」と、その一言に尽きますね。会いに行けるなら会いに行ってお礼したいお客さんも沢山います。でも私はお墓まで行けないでしょう? だから元気でいて下さい、って伝えたいですね。
今後も元気にウィンドウに立って、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

※上記記事は2010.10に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

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