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11.01.06 更新

区立東部図書館オープン

風を感じながら読書ができるウッドデッキテラスを設置
12月23日、区内で12番目となる区立図書館として、江戸川2丁目に東部図書館がオープンしました。瑞江地域の図書館は、これまであった東部コミュニティ図書館1館のみで、地元の方々からの強い要望により同図書館が建設されました。
同図書館は、蔵書数10万冊（一般図書7万冊・児童書3万冊）ＣＤやＤＶＤなど5千点を所蔵。12月22日に閉館した東部コミュニティ図書館に代わる本格的な図書館として開館しました。

2010年12月にオープンした
ばかりの新しい図書館です。健康、暮らし、生活など、暮らしをもっと楽しくするような本を揃えています。散歩の途中に、ぜひお立ち寄りください。

蔵書数10万冊

同図書館は、蔵書数10万冊（一般図書7万冊・児童書3万冊）ＣＤやＤＶＤなど5千点を所蔵。12月22日に閉館した東部コミュニティ図書館に代わる本格的な図書館として開館しました。
建物の外観は敷地の形状を活かしたカーブのラインが特徴の2階建て。曲線部分となる建物南側は大きなガラス張りとなっており、室内は明るく開放的な雰囲気です。大型ガラスには、紫外線をカットし強い直射日光をやわらげる低反射ガラスを採用。また、外観のデザインの一部にもなっている縦型のひさしがガラス面に沿って並び、強い日差しを遮って、目にも本にもやさしい設計となっています。

「水と緑」の明るいイメージ

開放感のある閲覧室は「水と緑」の明るいイメージでデザイン。1階の児童書コーナーは青い床、2階の一般図書コーナーは緑色の床になっています。一部は吹き抜けとなっており、1階と2階をつなぐらせん階段により、図書を持ったまま閲覧室を自由に移動することができます。やわらかな採光の2階の窓際には、ずらりと約50席の閲覧席を設置。また1階には、閲覧室から出入りすることのできるウッドデッキのテラスを設けました。テラスにはベンチとカラフルなイスが設置され、明るい室内で、または爽やかな屋外の風を感じながら、のんびりと読書ができる環境となっています。

　また、区内では5館目となる図書や資料のＩＣタグ管理を採用。館内の全図書・資料にＩＣタグが付けられており、読み取り機に置くだけで瞬時に貸し出し手続きが完了するほか、盗難防止にも役立ちます。
23日午前9時、同館が開館すると楽しみにしていた方々が多数訪れ、きれいに揃えられた書架からお目当ての本を探す姿が見られました。

時代を担う子ども達が多く育ってくれる

視聴覚室で行われた落成式では、多田正見江戸川区長が「地元の方々の念願であった図書館が開館しました。今後周囲も公園として整備され、すばらしい環境になっていくと思います。この図書館から健全な文化や、時代を担う子ども達が多く育ってくれることを願います。」と挨拶しました。
赤ちゃんを連れて親子3人で訪れていたご夫婦は「子どもに絵本を見せようと図書館に来ました。お気に入りの1冊を見つけるために、図書館でたくさんの本を借りようと思います。テラスはゆっくり絵本を見せることができてとてもいいですね。」と話していました。

開館時間

9時から20時。毎月第2木曜日と第4月曜日、および年末年始（12月28日から1月4日）は休館日となっています。

　※隣接する2ヵ所の公園は現在整備を進めており、1ヶ所は22年度末、もう1ヶ所は23年度中に完成する予定です。なお、図書館正面玄関前の給水用のポンプ場は来年以降に取り壊され、同館駐車場として整備される予定となっています。

館内のご案内（東部図書館）

2階　一般図書、参考資料、視聴覚コーナー(一般)、閲覧室、視聴覚室

1階　雑誌、新聞、児童室、絵本コーナー、休憩室、テラス

記事：江戸川区役所より抜粋