重点1 自転車の安全利用の推進
区内の交通事故件数は減少しましたが自転車が関係する事故は729件発生し、その割合は48.7%を占めています。
自転車安全利用五則を守りましょう。
1 自転車は、車道が原則、歩道は例外
道路交通法上、自転車は軽車両と位置付けられています。
2 車道は左側を通行
3 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
歩道ではすぐに止まれる速度で、歩行者の進行を妨げる場合は一時停止しなければなりません。
4 安全ルールを守る
飲酒運転・二人乗り・並進の禁止
夜間はライトを点灯
5 子どもはヘルメットを着用
▼自転車は車道通行が原則ですが、以下の場合は歩道を通行できます。
- 歩道通行可の標識がある場合
ただし、歩行者が優先です、歩道の車道寄りをいつでも止まれるスピードで通行しましょう。
- 運転者が13歳未満子ども、70歳以上の高齢者、身体の不自由な方
- 車道又は交通の状況からみてやむを得ない場合
▼こんな運転も違反です!
傘差し運転、携帯電話で話をしたりメールをしながら、イヤホンヘッドホンを使用しながらの運転
▼自転車に乗っているときに事故を起こすと?
※自転車も「車両」の一種です。事故を起せば刑事上、民事上の責任が問われます。
自転車側の高額賠償例・・・・・
- 信号無視した自転車が、横断歩道を横断中の歩行者と接触し死亡させる。(約5,500万円)
- 夜間携帯電話を操作しながら無灯火で走行、歩行者に追突。歩行者は重度の後遺障害(約5,000万円)
※自転車は定期的に点検整備し、万が一に備え賠償責任保険に入りましょう。
安全安心な普通自転車のしるし「TSマーク」保険制度は、
自転車を安全に利用してもらうための制度で、自転車安全整備店で自転車安全整備士が
きち んと点検整備し、安全と認められた普通自転車に貼ってもらえるマークです。
このマークは万が一の事故に備えた保証期間一年間の賠償責任保険・傷害保険が付いています。
(整備点検は有料)
TSマークの問い合わせ先: (財)日本交通管理技術協会 電話03-3260-3621
■重点2 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
大切な命を守るシートベルト(6歳未満はチャイルドシート)を正しく着用しましょう。
運転者は後部座席を含む全員に一声掛けてから運転しましょう。
■重点3 飲酒運転の根絶
「飲んだら乗らない・乗るなら飲まない」を厳守しましょう。自転車も飲酒運転禁止です。
■重点4 二輪車の交通事故防止
二輪車の性能や自己の運転技量を過信することなく、カーブや交差点の手前では十分速度を落とすなど、安全運転を心がけましょう。