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土肥 凌 院長
ドイ リン
RIN DOI |
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とよす皮ふ科クリニック |
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出身地:中国 |
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趣味:ベビー服作り |
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好きな本・作家:絵本・山崎豊子 |
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好きな映画:『君の名は。』 |
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座右の銘:「つよくやさしく」 |
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好きな音楽:クラシック |
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好きな場所:海 |
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■目で見てわかることにやりがいをおぼえ、皮膚科医の道に |
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実は医学部に入る前、日本の大学の法学部に籍を置いていました。興味があったからこそそちらに進んだわけなのですけども、先輩方の卒業後の進路をながめるうち、それが私にとって本当にやりたいことなのかどうか、疑問を持つようになっていました。
医療に関わるということでは、私の父は中国で医師をしています。ですから、そもそもあまりこの分野に遠くない感じを持ってはいたのです。それに加え、法学部を卒業する頃になり、子供の頃に家族を診てくれた女医の先生の姿を思い出したことも決め手になりました。初心に立ち返るといいますか、彼女の姿に憧れたことを思い出し、ようやくこの道に踏み出したということになりますね。
皮膚科を選んだのは、学生時代に講義を受けて興味をおぼえたことがきっかけです。皮膚は目で見ておおよそのことがわかるものなんですね。それは患者さんにとっても同様で、大変やりがいのある分野だと思えたのです。
東京大学医学部付属病院皮膚科に入局後は、同愛記念病院皮膚科、三井記念病院皮膚科に勤務し、2012年より『とよす皮ふ科クリニック』の院長職を引き継ぐことになりました。こちらには、病院勤務時代から何度かお手伝いをさせていただいたことがありました。その頃からスタッフの優秀さや患者さんと一体となったようなクリニックの雰囲気に惹かれていたことが、院長職を引き受ける大きな理由になったかと思います。 |
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■お薬のつけ方にいたるまで、しっかりとアドバイスしていく |
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場所柄、お勤めの方が多いのですが、近隣にはマンションがたくさんありますので、お子さん連れの方も少なくありません。赤ちゃんからご高齢の方、学生さんから会社員の方まで、幅広い層の方においでいただいています。
診療で心掛けているのは、お話をしっかりうかがってきちんと診断をつけることは当然のこととして、お薬のつけ方の指導をしっかりすること。診断が正しくても、しっかりお薬を塗っていただかないと治らないのが、皮膚科の病気なんですね。よくあるのが、薄くすりこむようにつけてしまうもの。すりこまないように、かつ、量をしっかりとつけることが大切です。とくに初診の方については、その場でお薬を塗ってあげるようにしています。実際につけてあげると、「あ、こういう風に塗るんですね」と驚かれる方が意外と多いのです。説明とともに実演することが、皮膚科の診療では大変重要だと思っています。 |
■敷居は低く、専門性の高い美容皮膚科診療を目指して |
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当クリニックでは一般皮膚科診療の他に美容皮膚科にも力を入れており、しみやたるみ、ニキビ等の疾患に対し、レーザ―やメソアクティスを使用したイオン導入といった治療をおこなっています。メソアクティスは皮膚に微細な穴を開け、そこにビタミン剤など必要な成分を導入していくものです。イオン導入は侵襲(しんしゅう)が少ないことが特徴で、徐々に徐々に、皮膚のくすみやしみを薄くなる効果が望めます。
こちらで美容皮膚科をご希望される方は、湿疹ですとか、一般皮膚科で掛かってらした方が移行されるケースが多いように感じます。やはり、美容専門のクリニックだと、敷居が高く感じられるのでしょう。そこで効果を実感され、お母さんや娘さん、あるいはお友達をご紹介していただくことが多くあります。 |
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■皮膚科専門医としての経験を生かし、適切な治療を提供 |
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レーザ―は適用範囲の広い治療ですが、肝斑(かんぱん)と呼ばれるしみの一種に対しては、逆効果をおよぼすことがあります。その場合は、別の施術で対応していくことになります。
お肌は年齢によっても質が違ってきますし、厚みも人それぞれでまた異なります。同じような症状だとしてもその反応は異なりますから、慎重に状態を見て判断し、治療を選択していかなければなりません。また肝斑のように、同じしみのように見えて性質が異なるものもありますから、その辺りの見きわめが大切になります。アフターケアも含め、皮膚科専門医としての治験を活かした治療を提供していきたいと思っています。 |
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■これから受診される患者さんへ |
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皮膚の病気はどうしても恥ずかしさが先になり、病院を訪れるのが遅くなってしまう傾向があります。症状が進行してしまうと、それだけ治療の時間もとられることになりますから、悩む前にご相談いただければと思います。『とよす皮ふ科クリニック』は家族的な雰囲気に包まれたアットホームなクリニックです。遠慮なさらず、皮膚のことでしたら何でもお気軽にお話しいただければと思います。
※上記記事は2017年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。 |
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