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橋本 孝雄 院長
ハシモト タカオ
TAKAO HASHIMOTO |
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橋本歯科医院 |
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生年月日:1957年4月28日 |
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出身地:福島県 |
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血液型:A型 |
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趣味・特技:テニス |
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好きな本・愛読書:司馬遼太郎 |
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好きな映画:アポロ13 |
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好きな言葉・座右の銘:最小の努力で最大の効果 |
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好きな音楽・アーティスト:スティーヴィー・ワンダー |
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好きな場所・観光地:裏磐梯、軽井沢 |
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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親戚に医療関係者の人間が何人かいたことと、文系よりも理系派だったことから、医療関係の道を目指しました。その中でも歯科医師を目指したのは、私自身が実体験した歯の痛みがきっかけだったと記憶しています。というのも、高校入学後に歯の痛みに悩まされ、渋々近所の歯医者に行ったところ、思っていたよりも痛くなく治療してもらったんです。当時の私は「痛みを和らげてくれた」ということに非常に感動したんですね。このことがきっかけとなり、人が困っている悩み、痛みを取り去ってくれるということで、やはり医療関係、中でも歯科医師という仕事を目指しました。一般の人たちに「喜びを」と言ってはおこがましいですが、基本的には「痛みのない普通の生活に戻してあげられる」ということ、これが歯科医師をやっている最大のポイントだと思います。 |
■大学ご卒業後から、橋本歯科医院開院に至る経緯をお聞かせください。 |
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卒業後は大学時代のクラブの先輩から、先輩自身が勤務していた歯科医院への推薦を頂き、そちらで三、四年勤務しました。その後、分院長として経営的な部分も任さされつつ、歯科医師として診療にあたる生活を五年程過ごしまして、独立開業という流れになります。ここ越中島を選んだのは、私の親友が深川で医院をやっていまして、「深川は良いところだ」と毎週のように聞いていたんです。聞いているうちに深川に親しみが生まれてきたところで、「歯科医師会の先生方も良い先生ばかりだから深川地区で開院したらどうだろう」と勧められたんですね。それで医院を開くテナントを探したところ、この地に出会って開業しました(平成4年4月1日開院)。人に恵まれて、現在に至ったという状態ですね。 |
■診療の際に心がけていることと、院長先生のお人柄がわかるようなエピソードを教えて下さい。 |
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「来て良かったな」と思える様な診療を一人一人にすることを心がけています。
私はGP(general practitioner)/一般医(※専門医でなく全ての疾患を扱う医師の意)ですから、何か一つの診療科目に卓越してポンと秀でているのではなく、全てにおいて平均値より上の処置が出来ることを一つの方針として掲げています。いわゆるオールラウンドプレーヤーですね。平均値を超えるレベルを維持しつつ、また維持のための勉強も継続しつつ、その結果を患者さんに還元し、患者さんを痛みから解放出来るように心がけています。
患者さんからは「話が面白い先生」なんて言われているようです。私自身、結構、話好きなので(笑)。診療中には患者さんと世間話をすることで、コミュニケーションを取って関係を築いたり、歯の相談事も聞いたりするんですが、スタッフの子には「患者さんがお待ちですよ」なんて具合で手をグルグルと回されて、よく「巻き」が入るんです(笑)。つい時間を割いてしまうんですよね。 |
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■深川歯科医師会の副会長(2011年4月現在)でもある院長から、歯科医療についてのお話を一言お願い致します。 |
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マスコミでも取り上げられているように、現在の日本の歯科医師の数はコンビニよりも多いと言われています。しかし、患者さん一人一人に対する診療時間と言うのは、欧米諸国に比べてはるかに少ないんです。つまりは、基本的に薄利多売でやっているということなんですね。これは診療報酬の体系が問題でして、例を挙げれば同じ処置を一時間かけてやっても、10分でやっても点数が同じということなんです。どちらがいいかと言えば回転率の上がるスピードがある方ですよね。でも、「病気を診ずして、病人を診る」という言葉があるように、スピード勝負のようになってしまっては、人を診なければならない部分を疎かにしているのではないか、何か治療の際に欠落しているのではないかと思うんです。理想を言えば、歯科医師は患者さん一人一人に対して時間を費やして、診療を行うべきであると思います。ですが、今の経済状況では、私達が望むような診療体系は程遠いような状態であり、我々も霞を食べるわけにもいきませんからね。歯科界自体もジレンマを抱えている状態なんです。ただ、この仕事は何十年後も続く仕事で、なくなるものではないですから、若い先生方には少し辛抱してもらって、頑張って欲しいですね。また、治療だけでなくて「病人を診る」ことにより、患者さんの心のケアにも時間を費やせるようになって欲しいと思います。そうなることで歯科医師としてのモチベージョンも上がるでしょうし、歯科界も盛り上がって行くのではないかと考えます。 |
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■最後に院長先生から地域の皆様にメッセージをお願い致します。 |
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仮に患者さんが難病であったとしても、私は全てのお話を時間を割いてお伺いします。ただ、私に治せないもの、治らないものがあるやもしれません。その場合は私が出来る範囲で、いろいろな先生にご相談やご紹介いたします。私ができることは、患者さんのご相談に真摯に対応し、可能な限りの処置をすることだと思っています。
また、歯科医師の先生へのメッセージですが、2011年2月現在、江東区には約300軒以上の歯科医院があります。そのうち三分の二の約210軒ぐらいが歯科医師会の会員ですが、非会員の先生方もまだ三分の一いらっしゃいます。私達は地域住民に対しての啓蒙活動であったり、区民祭りなどの区を盛り上げようとする行事や、健診などにも参加していますので、非会員の先生方にもそういったものに立ち会って頂けたら嬉しいですね。この地区の先生方は良い方ばかりですので、地域住民の皆さんのために、同じ歯科医師として頑張って行きましょうとお伝えしたいです。
※上記記事は2011.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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